2013年12月10日火曜日

vol.790 一宮円空会と「安心決定鈔」

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今日は月に一度の一宮円空会でした。空模様が心配でしたが、無事に出席できたのは、まさしく円空さんのお導きと思わずにいられません。
 今回の講話は『安心決定鈔』における以下の記述を手掛かりとして、「いのち」とは、といった内容でした。

 「…しらざるときのいのちも阿弥陀の御いのちなりけれども、いとけなきときはしらず、すこしこざかしく自力になりて、わがいのちとおもひたらんをり、善知識、もとの阿弥陀のいのちへ帰せよと教ふるをききて、帰命無量寿覚しつれば、わがいのちすなはち無量寿なりと信ずるなり。かくのごとく帰命するを正念を得うとは釈するなり…」。

 僕は18歳のとき、同じ話を聞いたような気がするのですが、恥ずかしいことに、その際はまさに馬の耳に念仏でした。
 
 
 上の写真は先月末から先週までに彫った薬師如来像、護法神坐像、千面菩薩像で、これまでに僕が彫った模刻は五千体を超えました。しかしながら、円空さんの十二万体には、足元にも及びません。

 以下は余談。
 今日もバイクで走っていると、風が冷たく、寒くて辛いのですが、と同時に、ハンドルを握っていると、楽しくて仕方ありません。我ながらバイク馬鹿だと、苦笑せざるを得ません。

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