2013年4月29日月曜日

vol.687 津島市 雲居寺の円空仏


 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 前回の更新からの続きで、昨日のことになりますが、藤まつりが開催されている津島市へ足を運びました。
 津島市内にある千体仏地蔵堂と貞寿寺の円空仏を巡拝後、雲居寺の円空仏を拝観しました。
 下の写真は雲居寺の山門です。
 

 雲居寺もまた千体仏地蔵堂と同様に、藤まつりのイベントである「まちなかスタンプラリー」のスタンプポイントになっていました。
 下の写真が雲居寺の円空仏で、観音坐像です(写真は雲居寺から許諾を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 

 観音坐像の背面には、円空さんの書いた梵字が判読できました。そして、何よりも雲居寺の観音坐像は、可愛らしくて、一宿一飯のお礼に彫られたものだと、ご住職さまが力説されるように、手にとってみると、優しく、温かみのある笑顔でした。

 雲居寺
 愛知県津島市北町32
 (雲居寺では通常、円空仏の拝観を行っていませんので、くれぐれもご注意ください。)

 ご住職さまの口から、「どうぞ遠慮なく、いくらでも好きなだけ見て行ってらっしゃい」と嬉しいお言葉をいただき、また、実際にそうさせていただいたことで、感無量でした。さらに拝観後は、ご住職さまが「今日は暑かろう」とおっしゃって、僕は冷たいお茶をご馳走になりました。
 いつものように拝観のお礼にと、僕が彫った観音坐像の模刻をご住職さまに手渡して、奉納したことは言うまでもありません。
 文末になってしまいましたが、雲居寺のご住職さまには、写真撮影等にて、大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

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