2013年4月14日日曜日

vol.680 『愛知県史』「別編 文化財3 彫刻」(愛知県の円空仏)


 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 『愛知県史』が順次、発刊されており、僕もずいぶん前に、「文化財1 建造物・史跡」で取り上げられている戦争遺跡を参考にさせていただきました。来月下旬には、第15回配本で、県下の円空仏を取り上げた「別編 文化財3 彫刻」が刊行されます。
 県史編さん室の配布しているパンフレットには、次のように紹介されていました。

 第1章では、仏像彫刻を中心に、彫刻の歴史の流れとその種類の概観し、第2章では、「地域と仏像」「彫像の様々な姿」「宗派と造像」「円空と木喰と仮面」という4つのテーマに分け、興味深いトピックスをもとに、この地域に残された彫刻の特質を解説します。第3章では、「名古屋・尾張」「知多」「西三河」「東三河」の4つの地域と、「円空仏」「仮面と獅子頭」という2つのジャンルに分け、約350件の作品を、多くの写真とともに解説します。カラー口絵では、各地区を代表する作品を多数取り上げて紹介します。(A4判 布クロス装・函入り 約800ページ 価格6500円)

 本書で取り上げられている円空仏は、円空学会常任理事の小島梯次先生が調査を行い、執筆されています。下は本書の160ページと161ページで、県下の円空仏が写真で紹介されていました。
 

 本書を読んだ感想は、小島先生にしか書けない素晴らしい内容だなあ、というのが、読後の印象で、大変勉強になりました。

1 件のコメント:

  1. 五十住啓二2013年4月14日 19:36

    「愛知県史」、昨日円空仏を参拝した高田寺の副住職から聞いた言葉です。
    なんでも本堂入って右左の仁王像阿吽が愛知県史に登場したとか。
    15回配本よりも前なんでしょうね。

    ぁぁそれからどうでもいいことですが、でも誰かに喋りたいこと。
    それは、google検索で、“円空さん”と入力すれば、私の円空さん画像のページが今日はトップになりました。

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