2013年1月23日水曜日

vol.643 東京国立博物館「飛騨の円空」展の図録


 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 昨日からの更新の続きで、一宮円空会の講座終了後に、長谷川理事長先生から東京国立博物館の本館特別5室にて開催されている特別展「飛騨の円空-千光寺とその周辺の足跡」の図録を頂戴しました。
 下の写真が図録の表紙です。


 先週末、理事長先生が同行講師を務める朝日旅行のツアー(中井出世不動尊と特別展「飛騨の円空」)に僕も参加したかったのですが、残念ながら、お金と時間がそれを許しません。上野へは3月下旬に足を運ぶ予定なので、図録に目を通して、予習しておくことに。
 理事長先生からは、特に仁王像の背面を、とのレクチャーがあり、凡夫の僕とは、さすがに目の付けどころが違います。理事長先生の助言から、僕が解釈するに、円空さんが立ち木を目の前にして、仁王像を彫ったときの心境を想像しなさい、ということかな、と。

 以下は余談。
 『美術手帖』2月号に掲載された円空さんの特集記事は、バラエティに富んだ内容で、読み応えがありました。
 理事長先生の記事では、僕がいつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」について、触れられています。記事を読んでいると、理事長先生が円空さんを本当に愛してやまないことが、ひしひしと伝わってきて、僕は読後に幸福な気持ちになりました。

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