2011年11月13日日曜日

vol.484 埼玉円空展と円空仏に関する話題

ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 現在、埼玉県立歴史と民俗の博物館で、円空展が開催されています。僕は残念ながら、足を運べそうもないのですが、昨日、荒子観音寺の円空仏公開日で、いつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」を通じて、埼玉円空展のパンフレットと図録を入手しました。
 下の写真が埼玉円空展のパンフレットです。
  図録には、僕がこの春に目にして、ブログでも紹介した正福寺の円空仏(vol.393)と蓮田市文化財展示館の円空仏(vol.394)が掲載されています。埼玉県へ足を運んだときを思い出すと、東武鉄道の間引き運行、正福寺の倒れた石灯篭、蓮田市文化財展示館における円空仏の展示方法の見直しなど、東日本大震災の影響がまだ色濃く残っていました。

 いとうせいこうさんとみうらじゅんさんの共著『見仏記』の最新刊(単行本)にざっと目を通しました。本書には、荒子観音寺(の円空仏)と、いつも作像をご指導いただいている木端の会のYさんが登場します。6月に名古屋市千種区にある鉈薬師堂の境内にて、木端の会のYさんを通じて、いとうさんとみうらさんのおふたりと握手させていただきましたが(vol.421)、もう本が出版されるのかと、その速さに少し驚いています。

 今日は南知多町にある慈光寺(vol.476)と如意輪寺(vol.477)で、円空学会の研究会が行なわれるとのこと。僕は事前にバイクで足を運んで、両寺院の円空仏を既に拝見させていただきました。幸いお天気にも恵まれたことから、絶好のツーリング日和で、知多半島を南下するライダーたちが大勢いるのでは、と思います。

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