2011年2月22日火曜日

vol.377 梅原猛『歓喜する円空』を再読了

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 先週の出来事から。
 4月からバイクの高速道路料金が上限1000円に決定したというニュースを耳にした(果たして本当に実現されるのだろうか)。もしそうならば、これまでのツーリングよりも、遠くへ足を運ぶことが容易になる。連載中の誌面に幅が出て、読者の皆さんには今まで以上に楽しんで読んでもらえることができて、こんな嬉しいことはない。
 年明けから彫っていた円空仏の護法神像が完成した。これもひとえに「木端の会」の皆さんのご指導のおかげで、心から感謝。メナード美術館の所蔵企画展「昭和の記憶」を見に行く。鬼頭鍋三郎「鼓」(1975)と脇田和「窓に来る鳥」(1973)が印象に残った。2011年最初のGⅠということで、ウインズ名古屋に立ち寄って、ダイヤモンドSとフェブラリーSの馬券を購入(結果は聞かないでください)。

 昨日、梅原猛著『歓喜する円空』(新潮文庫)を再読了した。良くも悪くも、これだけ著名な学者に立派な本を出されてしまえば、円空研究は頂上を極めた感があり、新たな発見でもないかぎり、後に続くのは落穂拾いだけという印象が拭えない。だが、その成果とは別にして、円空仏の微笑みを目にして手を合わせたり、自ら彫ったりする楽しみが残されたと言えよう。それこそが最も大事なことである、と僕は思うのだ。
 今日からまた、新しい円空仏の制作を開始。像高が約30センチの護法神です。

 以下は余談で、毎日嫌なことがあるけれども、火曜の夜は早川亜希さんがMCのUSTREAM「早川荘~あき部屋アリます」を見ながら、チャットに参加していると、あっという間に時間が過ぎてしまう。本当に楽しい番組だ。早川姉さん、スタッフの皆さん、番組が長く続くように、(陰ながら)応援していますよ。

 「東海・旅の足跡」は東海地区で発売されている月刊誌『バイクガイド』に連載中のツーリング・レポートです。ご一読いただき、ご感想をお寄せいただければ幸いです。

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