2010年1月29日金曜日

vol.192 掌の小説、川端康成文学館

 ツーリング・レポート「東海・旅の足跡」をお読みいただき、ありがとうございます。

 ネットの世界は玉石混淆だとよく言われる。そうした際の玉石混淆はマイナス面を指すことが多い。だが、玉(ぎょく)がひとつでもあれば、それだけでもうGOODだと僕は思うのだ。
 玉石混淆の四字熟語を目にして、川端康成が書いた『掌の小説』である「バッタと鈴虫」を思い出した。僕のブログもバッタにならないように心がけているつもりだ。
 『掌の小説』(新潮文庫)は、学生時代に I という先輩の薦めで読んだ。「日向」「指環」「写真」「心中」「母国語の祈祷」「雪隠成仏」「眠り癖」「小切」が今でも印象に残っている。
 卒業後に茨木市にある川端康成文学館を訪れた。入館券を見たら、発行番号がスタンプで1832と押されていた。

 「東海・旅の足跡」は東海地区で発売されている月刊誌『バイクガイド』に連載中のツーリング・レポートです。ご一読いただき、ご感想をお寄せいただければ幸いです。

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